Written by Toshiki

自動返信メールにファイルダウンロードリンクを設定する(ファイルのアップロードも解説)

Web制作 WordPress

こんにちは、トシキです。
今回は自動返信メールにダウンロードリンクを貼り付けて、ファイルをダウンロードする方法を紹介します。

ユーザーに自動返信メールからダウンロードしてもらうファイルのアップロード。
それとフォームの設定について、静的サイトとWordPressサイトの2パターンで解説していきます。

本記事の内容

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静的サイトでの設定方法

静的サイトでの設定方法

まずはダウンロードしてもらうファイルをサーバー上にアップロードします。
そのままアップロードしても、任意のディレクトリを作成してその中へ置いても構いません。
今回はZIPに圧縮したPDFファイルを「tokuten-file」のディレクトリの中にアップロードしました。
アップロードしたらそのディレクトリまでのパスをメモっておきましょう。
※自動返信メールにファイルのURLを記載する際に必要になります。

静的サイトでの設定方法

次は自動返信の記述にファイルのURLを貼り付けます。
フォームはPHP工房のMailForm01を使用した例で進めていきます。
formrun(有料プラン以上)やGoogleフォームなど、他のメールフォームを使っている場合も自動返信に追記してください。

mail.phpをテキストエディタで開き、自動返信メールの文言にメモしたURLを貼り付けて保存しましょう。
「$remail_text = <<< TEXT」〜「TEXT;」の間ならどこでもOK。

静的サイトでの設定方法

これでURLの追記は完了です。
なお、MailForm01の導入・設定については以下の記事が参考になります↓

テスト送信して、自動返信メールにURLが追加されているか確認しましょう↓

静的サイトでの設定方法

ファイルへのアクセスを制限したい時

フォームを使った人以外、ファイルにアクセスできないようにしたい場合は、そのディレクトリ(今回は「tokuten-file」)にBasic認証をかけると安心です。
Basic認証については以下の記事で解説しています。ただ、1から設定するのは手間がかかるので、レンタルサーバーの管理画面から設定する方が簡単です。

もしファイルのディレクトリにBasic認証をかける際は、自動返信メールにIDとパスワードの記載を忘れないようにしましょう。

WordPressサイトでの設定方法

WordPressでの設定方法

WordPressの場合はフォームにはプラグインを使い、ファイルはメディアライブラリにアップロードする方法で行います。
先ほどの静的サイトと同様、サーバーにアップロードする方法でも可能ですが、WordPressならば管理画面内で完結できるので、クライアント自身でファイルを変更したりなどの設定するハードルが低くなるのでオススメです。
まずはメディアライブラリにファイルをアップロードしましょう。

WordPressでの設定方法

次にアップロードしたファイルのURLをコピーします↓

WordPressでの設定方法

あとは使っているフォームプラグインの自動返信設定に、コピーしたURLを貼り付けたら完了です。
以下の画像はSnow Monkey Formsで設定しました↓

WordPressでの設定方法

最後にテスト送信して自動返信メールを確認しましょう↓

WordPressでの設定方法

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終わりに

終わりに

自動返信メールにダウンロードリンクを貼り付けて、ファイルをダウンロードする方法を解説しました。
それぞれの違いを見比べると以下のようになります↓

  • 静的サイトで実装する場合
    →サーバーへのアクセスを必要とする分、クライアント自身で設定するハードルが高い。
  • WordPressサイトの場合
    →管理画面のみで全ての設定が行えるため、クライアント自身で設定するハードルが低い。

資料ダウンロードフォームを設置したい時は、今回のように自動返信メールでURLを共有したり、または送信完了ページにダウンロードURLを記載する方法でもいいと思います。
どちらで実装するかは仕様によりますので、クライアントと相談しましょう。

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